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宮口公寿氏 = 偏差値41から東大へ [記憶の達人]

宮口式記憶術」で有名な宮口公寿氏は、偏差値41から東大へ進学し、東大大学院を首席クラスで卒業したという経歴の持ち主です。


宮口氏の“起死回生”の勉強テクニックは、もちろん、記憶術。後に「宮口式記憶術」として確立されるもととなった記憶術です。


基本的には、連想・イメージ化・場所法といった、典型的な記憶術の流れを汲む手法です。とかく右脳の働きが強調されがちなこの手の手法ですが、宮口氏はしっかり内容を理解する事の重要性を説いているのが興味深いです。


それともう1つ。宮口氏の教えからは、記憶術を勉強に利用する時のスタンス、考え方がわかるんですね。


記憶術を完璧にマスターしなければならない事はないし、記憶術だけで全てが解決するわけではない。それを理解した上で、無理のない範囲で勉強に使えば確実に効率化できる、ということです。


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原口證氏 = 円周率10万桁記憶 [記憶の達人]

原口證氏は円周率を10万桁記憶して世界記録を作った方です。原口氏に関しても、一般受験生に参考になる点がいくつもあります。その中から2点を紹介します。


まず、原口氏が円周率を記憶する際に用いたテクニックは主に3つあります。その中で特に重視していたのが「ゴロ合わせ」と「リズム」なんですね。
(⇒「原口式記憶術」)


円周率は意味のない数字の羅列です。一番記憶しにくいものです。その円周率を覚えるのには、やはり「ゴロ合わせ」が必要だったんだ、ということですね。


そして、人間は「リズム」があるものは記憶しやすいんですね。俳句、和歌、歌謡曲、お経、かるた、・・・、全て「リズム」があって覚えやすいですよね。受験勉強でも、「リズム」を利用して覚えるようにすると良いのではないでしょうか。例えば、歴史の勉強を行うときに、標語のような形に直して覚えるとか・・・。


原口氏について参考になるもう1つの点は、その経歴・年齢です。元々、記憶術とは無縁で、記憶術に興味を持った年齢が高く、円周率の世界記録を作った年齢は62歳です。この事実をどう思いますか?


人間の“素の記憶力”は10代後半にピークを迎えると言われています。原口氏は“素の記憶力”で勝負したのではなく、“記憶術”というテクニックで勝負したのです。


62歳で世界記録を樹立できるわけですから、“記憶術”を正しく利用すれば、ほとんどの受験生の目標(=合格)を達成できない理由がありません。


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藤本憲幸氏 = 記憶術日本一 [記憶の達人]

藤本憲幸氏といえば、「記憶術日本一」。本業のヨガの方もスゴイようですが、記憶術の方でも日本の第一人者です。


藤本氏の記憶術は、「藤本式記憶術」として多くの受験生に伝授されています。その数は30年間で3万人にも上るそうです。そして、それらの中には、難関大学や難関資格試験に合格した人も多くいます。


衝撃的なのは、「藤本式記憶術」の効果。30分で単語1,000個を覚えられるとしています。しかも、それは弟子の平均値であり、藤本氏自身は30分で単語3,000個だそうです。


ところで、記憶術と記憶力の違いってわかりますか?


記憶力は生まれながらに持っている能力のことで、記憶術は記憶するためのテクニックです。記憶力は10代にピークがあり、後は落ちる一方。しかし、記憶術を利用すれば、そんなこと関係ないほどの記憶能力を獲得できるのです。


藤本氏は記憶術の第一人者。記憶力の天才ではありません。


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